ラ・カージュ年表などの覚書
ラ・カージュ2018の年表や小ネタについて考えたことや、次回また考察したい点などの覚書。※ネタバレです。
1)作中の年表。
24年前:ジャン・ミッシェル誕生。(何才でシビルからジョルジュに渡されたのか不明)
20年前:ジョルジュとアルバンが出会うor 恋人になるor 一緒に暮らしだす?
15年前:ラ・カージュ・オ・フォール開店?(「世界に名だたるレビューを誇り続けて15年」という口上から。)
3週間前:うろ覚えなので2週間前かも…ジャンがアントワネットと旅行に出かける。(アンヌと出会ったのは旅行に行ってすぐなのか、どういう出会いなのか語られてないけど気になる。ダンドン議員を「リビエラで一番名の知れたアンチホモ」と称してるから、アンヌの地元もリビエラのどこかだろうけど、アンヌの地元が旅行先だったのかな?)
当日:帰ってきたジャンが結婚すると言い出す。(直後の散歩で「Bonsoir」って挨拶してるから、ジャンとジョルジュが話してる時点で既に夕方以降のはず。)
その翌日:男のレッスンの後、ダンドン一家が来てドタバタがあり、どちらの両親も結婚を認める。
2)「パパのがいつも一番いい☆」かわいい。何か元ネタとかあるのかな?
3)ラタトゥイユ
4)シビルとのことを語るシーンの「ギリシャ神話の神に扮した僕とはお似合いの~」というセリフ、ジョルジュはパリのリドの舞台でそういう役だったってこと?つまり元役者?
5)何でジャコブが王女メディアでジョルジュがイアーソーンなのか?この名前を知らなくてぐぐってみたけど、不実っていう以外の共通点がよく分からなかった。というか残忍すぎて不実とかどうでもよくなってくるよ王女メディア。
6)「喜びはいつか天国で…はっ、だめだわ」は「(同性愛はカトリックで悪だから天国行けない)だめだわ」ということ?
7)ジャンがアルバンを母親と思えるようになった決定打は、やっぱりアンヌの「家族ですもの」なのかな?あとどうでもいいけどジャンの職業が気になる。1幕は職業お坊ちゃまって感じだけどフィナーレのジャンはとても就労しそう。
これを書いている今は、2018年公演の大楽から約1ヶ月後。いろいろ考えるのとても楽しいけど、考えると観たくなるから寂しい…ラカージュロスから抜けられない。何年も前からファンの方はこれを乗り越えていらしたのか…。
再演待ってます!!
※2018年6月3日追記:下記一連のツイートによってハンナとラタトゥイユの謎はとけた。
ラカージュの舞台はサントロペ。
— 落石明憲 (@ochi13) 2018年5月30日
つまりフランス語で書かれているよね?
ラタトゥイユはフランスを代表する家庭料理だけど、もともとは軍隊発祥の料理なんだ。簡単で栄養価が高いからね。それが転じてフランスでは刑務所で出される料理になるんだ。いわゆる「臭いメシ」というわけ。